bottom_of_sea





〜 bottom of the sea 〜




深い海の底で 遙か遠い水面を見上げる





それが出来るなら どんな気持ちになるだろうか




晴れた昼間 どこまでもどこまでも続く


青い空を見上げながら いつもそう思ってた





"ここは 青空という海の底 "



どこまで上がれば水面にたどり着けるか


どこまでこの海は広がりを持つのか




夜になれば 遠く光る星々を抱え


ますますその果ての世界に想いを馳せる




でも いつからだろう


海底に広がる世界のひろさをも思い始めていた





空をささえる bottom of the sea - 大地 -



その空に流れる風が変わろうとも


この大地が無いと 海は足をつくことができない


大地があるからこそ 海はその深さに鮮やかさを持ち続けられる





そして


大地を支え 大地を色づかせるのは


そこに住む生き物の多様性


そこに住む人々の想い - いつくしみ -




人が大地を見続ける限り


そのひろさは 無限へと続き



大地が空を見続ける限り


その青さは 永遠へと続くだろう






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