太平洋に浮かぶ楽園 Tuvalu
2006年3月1日
毎年やってくるキングタイド(異常潮位)の季節に この島国を訪れた
飛行機の度重なるトラブルのため 4日遅れの到着となり 最高潮位の瞬間を
この目で見ることが出来なかったが 日本で伝え続けられている状況とは全く違う現実を見ることとなった
" 先進国の繁栄の陰で 地球温暖化によって将来沈む国 ??"
日本を含め 多くの国々から報道関係のクルーがフナフチ環礁を訪れ
前もって創り上げた台本に従って 映像を採取してゆく
まるで島じゅうが 湧き上がる海水によって沈んでいっているかのように...
NHKによる生中継もあり 日本の友人達からも現地の自分宛にメールが何通も届いた
この年は過去最大の異常潮位を記録し 映像によるインパクトも強かったのだろう
しかし ツバルの人々はこの"洪水" の中 映像を撮るクルーたちの隣で
普段と変わらない生活を送っていた
- ツバルが抱える本当の問題 -
それが報道されることは ほとんどない
〜 地球温暖化によって ツバルは沈まない 〜
でも このままだと 別の理由から国が消滅してしまうかもしれない
大切な この愛しき楽園を守るには 我々はどうすればいいのだろうか